12月の第1週は「大人の休日俱楽部パス」を利用して東北関東を中心に仕事と視察と勉強に行ってきました。
初日は10年前に「古民家再生協会」の集まりで知り合った青森の保育園の園長さんから「建物を見てほしい」というご相談があり行ってきました。
築40年あまりの平屋の木造保育園です。長い間にあちらこちらに手を入れ改修してきましたが、いよいよという段階でしょうか。
まずは、青森という雪がたいへん多いという地域性、また寒さ対策もしっかりしてデザインよりもなにより子供たちの健康な身体を第一に考えなくてはなりません。
僕は乗り物については、車以外大好きですので交通費さえいただければどこにでもご相談にとんでまいります。はい。
2日目は15年来の付き合いのある宮城県栗駒の大場さんと打ち合わせ、来年作る中型物件の材木の調達についてお話を聞きに行ってきました。昼はシイタケラーメンのデカ盛りで汗をかきまくりました。
最近手掛けている「エコビレッジ」構想がもうすぐ完成ということで現場も見させてもらいました。最近やられている大型の効率の悪いバイオマス発電ではなく、近場で地域密着型の循環型エコハウス、エコビレッジ構想に夢を膨らませていました。安全安心なものを消費者に届けたいという熱い思いは昔から変わっていなくて元気をもらいました。
夜は角館までまた引き返して「田沢湖芸術村」というところに行って温泉ゆぽぽにて素泊まり。もう東北は雪がやってきました。
3日目は建築家の丸谷さんの主催する「エコハウス研究会」にて現場見学。最近研究を重ね全国に普及させようとしている「そらどまの家」です。
工務店さんたちがよくやる工法などのフランチャイズではなく、住まいの作り方を人類1万年の生活の知恵から学び、厳しい気候の中でも上手に太陽や風を利用し少ないエネルギーで快適に暮らせる家の作り方とはどんなものかを学ぼうというグループです。