ブログ:あけぼの子どもの森公園

現在計画中の埼玉の保育園に行ったらこんな冊子が置いてありました。あれ、どっかで見た建物だなと思ったら「あけぼのこどもの森公園」に新しくできたカフェの内観写真でした。

埼玉県農林部が県産材の利用促進のために今年から作ったもののようでした。表紙に村山さんの設計した建物が紹介されるのはとてもうれしいです。

村山さんとは10年ほど前に勉強させてもらいたいと思い半年ばかり押しかけ設計士をさせてもらいました。そのユニークな発想にはそれはそれは驚嘆するばかり。

直角や平行線なんてまったく無視、自由にフリーハンドで書いた絵を所員の皆さんがなぞって寸法を決めていく。

計画中の建物は年度細工で作り屋根から針を刺して高さを実測する。驚きです。

村山さんはこう語っています。

「人が壁を張り巡らすことで周りから独立した自分だけの場所を確保し、天井を覆うことで雨露をしのげる生活空間を「家」として造り出す時、壁の織り成す角度や天井の傾き具合が、それぞれの性格を持った角度としてその生活空間に反映してくる。壁には間仕切りとしての役目だけではなく、囲むという意味がある。三角形に囲むか、四角に囲むか、その囲み方は無限である。」

プランの打ち合わせをしながら「このほうが楽しいじゃない」というセリフがいまだにとても印象に残っています。

村山さんは、その頃古材に興味があったようで、古材の荒々しく自由闊達な表現は村山さんの建物にはよくいます。古材とならば私の出番。新潟の丸山事業部をご紹介して古材選びに行ってきました。「あけぼの子どもの森公園」のカフェ建設のときです。

私にはこの仕事を通じて影響をうけた建築家が3人いますが、村山さんもその一人。

村山さんは今も最近作ったアトリエで創作活動をされています。

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