3年前の暮れから計画を始めた平屋建ての住宅です。建設物価の高騰で設計内容を変えたり、切り詰めたりしてやっと完成にこぎつけました。いつも長野県の寒いところで家づくりを行っているので暖房方式については一番気を遣うところでしたが、温暖地で逆に夏の暑さをどうしのぐかということに気を使いました。建物の南北と東西を一発で風が通り抜ける間取りであったり、老後の暮らしに向けたトイレ浴室と寝室が一体となったホテル式の間取りであったり、収納もしっかりとって暮らしやすい住まいを考えてみました。