日本の温泉旅館に古民家はよく似合います。

岐阜県奥飛騨の山あいの中にある全室別棟の温泉旅館。10年前に古民家を移築し営業していましたが、ワンランク上の客室を作りたいという依頼を受けました。4棟計画し「土蔵」と「古民家」と「数寄屋」をイメージして作りました。土蔵タイプはスキップフロアを生かした蔵座敷、古民家タイプは新潟からすでにバラバラにされた古材を手探りで組み立てて露店風呂つきの１軒丸貸しタイプ。4棟とも羊毛断熱にクロスゼロ合板ゼロの自然素材で作ったクオリティの高い旅館となりました。