ブログ:建て方始まりました

「原山別荘」建て方始まりました。大工さんの手刻みで1か月あまり、いよいよ本番です。棟梁の顔も違って朝から緊張感があります。

柱や梁を見せる「真壁」構造で作るため、一本一本丁寧に紙がまかれています。最近の木造住宅は「大壁」という柱を石膏ボードでくるんで見えなくしてしまう作り方が殆どです。

しかし、こんなところも古民家を沢山見てきて、その美しさに影響を受けてきた私のこだわりです。

建てるときも大きな木槌で叩くときはあて木をして傷やダメージを与えないよう気を使ってもらっています。

なかながながほながほそながほぞ長ホゾ長ホ長

写真は四隅に建つ「通し柱」というものです。建築基準法では120角以上とうたわれていますが、うちでは150角としています。建物の角は地震時に一番応力がかかりますし、2階の梁が刺さってくると断面欠損によるリスクが増すからです。きれいに紙でまかれていますが、柱はすべて檜です。最近は国産材の値段も下がっていて檜もお値打ちになってきました。が、・・・・このコロナの影響で国産材の値段が今や1.5倍。いいタイミングで建設に入れてよかったです。

関連リンク