長野県東御市にある｢海野宿」というところにある築100年を超える古民家の再生です。伝統的建造物保存地域というのはここからまだ東のところで、今回の建物はそれから外れているところにあります。しかし、白壁海野格子造りの古民家は間口10間奥行き5間というりっぱなものでした。今回の工事は母屋を中心に１階の台所、トイレ、浴室等水廻りを主にリフォームし、２階の蚕室は梁を見せ、昔ながらの風格のある空間づくりに挑戦してみました。外観は化粧直しをし街並みを壊さず毎日の暮らしは明るく暖かくです。