ブログ:実家の改修ー松代編

築100年の平屋建て木造住宅。ながらく住み手のいなくなった実家ですが、もう一度改修して素敵な家に蘇らせたいと思います。

大昔は茅葺だったのかなあ、屋根裏に潜ると小屋組は新しくなっています。

基礎は基礎石がぐるりとしっかりまわっています。地盤に対しては念入りに作ったのでしょう。

今までのメンテナンスもよかったのか屋根の雨漏りも無く、地盤の不同沈下も見られせん。1965年の松代群発地震も潜り抜けてきた建物でもあります。

室内を見ると床の間や建具など手の込んだ細工が見受けられ、これらを壊して新しく作り直すという改修はふさわしくないなと感じました。

いいものを残し、ひきだしながら、最低限の予算で「暖かく明るく使いやすい住まいを作る」とうことをテーマにして設計を考えていきたいと思います。

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