風景の切り取り方次第で室内の雰囲気は変わります。

上田市独鈷山の麓、信州の鎌倉といわれる歴史や文化が香る塩田平を一望できる場所に建てた住宅です。古民家らしくケヤキの古材の梁や民芸色に塗った空間があるかと思えば現代的な白木でできた木の家です。玄関に入ると畳を敷いてスリッパを拒否、階段はすべて違う材種。内壁は土壁をそのまま塗りました。なにより温熱環境を重視し、厳冬期でも15℃を確保できるというのは画期的。これからの住まいとしていろいろチャレンジしてみた住宅です。見学はいつでも可。