古材を利用した楽しい住まいを作ってみました。
住まい手は雑誌「信州の建築家とつくる家」をご覧になり、私の事務所を訪れてくださいました。古民家再生や伝統的な木造りの家を手掛けている設計者ということで数年前からお探しだったようです。家づくりは気心知れた設計者をまず探すことが大切かと思います。
敷地は斜面のある別荘地でしたが、既存の樹木の位置や、傾斜を利用し見晴らしを考えた窓の位置やアプローチのワクワク感を演出。古材やご自分で作ったタイルなど、お気にいりに囲まれた暮らしは楽しいものです。そんなこんなで作った外観はまるで「はらべこあおむし」のようななんとも愛らしい形となりました。