古民家を思わせるような新築住宅を考えてほしいというご要望からプランニングは始まりました。敷地は長屋門に土蔵という旧家を思わせるロケーションの中にあり、もともとの建物を解体しての建て替えとなりました。建物の顔である玄関の位置は長屋門からのアプローチを考えお客様をお迎えするという位置に。またリビングを中心とした間取りとしました。特徴的なことは社交的な奥様がお客様を迎え楽しく語りあえるサロンのような部屋をご要望されたことです。そこは半地下を利用し、天井を高く防音もして趣味のピアノやクラリネットを気兼ねなく楽しめる場にもしました。
また、以前の建物に使われていた建具や鬼瓦、床の間の部材も再利用して昔の面影も残すよう配慮しました。
- 所在地:長野県上田市
- 施工日:2012年12月
- 施 工:石井工務店