失敗しないための豆知識

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「人の手の感触」2010.4.2

高度経済成長の時代、早い、安い、キレイ、そしてメンテナンスも楽ということで「新建材」というものが出回り始めました。確かにつるつるぴかぴかで見た目にもきれいな仕上がりで、それらは工場でしか作れない「すごい代物」です。
しかし、人の手が作り出す深い味わいというものはまったくありません。世界に誇る日本のプリント技術ですが、技術云々の前に化学物質の塊のようなものなのです。生活の基本となる家作りに散々使った後に「シックハウス」の問題が浮上し、慌てて制限がかかりました。

しかし、F4スターの印と換気扇をつければ問題なしと対処した政策には疑問が残ります。
建物は人がつくります。自然素材は自然が作り出します。みんな違ってみんないいのです。左官の壁は手が左右に動くあとがあって当然。木材は曲がったり割れたりすいたりして当然。それは作ろうと思って作れるものではないのです。同じものが二つとしてないのです。

そんな人の手の感触、自然の力が感じられるものというのは人の心も和み癒されるものではないかと思っています。
昨今、コストと時間の問題でクロス貼りの壁が主流を占め、長い時間をかけて修行する左官などの職人仕事がめっきり減りました。大工はプレカット工場に加工を行わせ、道具を捨てて取り付け工になってしまいました。そうならざるを得なくなってしまったことは建築家としてとても残念なことです。
今でも現存する古い建築物の職人仕事には人の手の感触と、もうひとつ大事なことに気づきます。
それは時間をかけて作ったものは長い年数にも耐えられるということです。
耐久年数20年と200年の建築物とでは作り方がまったく違っていて当然なのです。
料理においても本当に体によくておいしいものは自然の時間に逆らわず、手間をかけたものなのです。
医はまさに食・住です。


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